タイダログ

もっと怠けますか? (y/n)

PowerShell でフォルダサイズの一覧を取得する:3.0+1.0

さらば、全てのフォルダのプロパティを見る作業。

4部構成の最終作。長編です。

この話の続きです。

taidalog.hatenablog.com

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これまでの「PowerShell でフォルダサイズの一覧を取得する」

:1.0 ではフォルダサイズの一覧を取得するのに PowerShell を使ってみました。私が創り出した最初の PowerShell スクリプトです。

:2.0 で、:1.0 のスクリプトを1年越しに書き直し、one-liner 版と function 版を作りました。

:3.0 で、取得したフォルダサイズを CSV ファイルに出力して再利用できるようにしました。

そして今回が最終作。効率化を求めるタイダログの物語は、どこへと続くのか。

  • これまでの「PowerShell でフォルダサイズの一覧を取得する」
  • 右クリックから実行できるようにする
    • スクリプトを用意する
    • ショートカットファイルを作る
    • 「送る(N)」に追加する
    • 使い方
  • Measure-Directory の説明を書いてなかった
  • サブディレクトリも含めたサイズを取得する
  • さようなら、全てのフォルダのプロパティを見る作業
  • 更新履歴
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PowerShell でフォルダサイズの一覧を取得する:3.0 REDO.

CSV があれば、(コンソールを閉じても)全部やり直せる。

2021/06/20 CSV出力した際にフォルダひとつ分の結果しか出力できなかった件について、コードを修正しました。

これまで、Windows PowerShell でフォルダサイズの一覧を取得する方法を紹介してきました。取得したデータを変数に格納してソートすれば、容量を食っているフォルダを特定できます。

ですが、コンソール(PowerShell の画面)を右上の×や exit で閉じると変数の中身は消えます。まあ当然です。当然なのですが、うっかり閉じてしまうこともあります。うっかり exit することはないかもしれませんが、うっかり Alt+F4Alt+Space+C などすることはあります。あります。Alt+Space+X しようとしたときなんか特に。

ということで、フォルダサイズの一覧を CSV ファイルに保存して、コンソールを閉じた後でも利用できるようにしましょう。

この話の続きです。

taidalog.hatenablog.com

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  • CSV に出力して結果を保存する
    • one-liner
    • function
  • CSV のデータを変数に格納して再利用する
  • CSV の数字を数値に変換する
  • まとめ
  • 続編
  • 参考
  • 更新履歴
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新転任の先生だけ NAS に繋がらない [解決編]

この話の続きです。

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事件は一応解決しましたが、ネットワーク探偵の表情が晴れることはなかったのです。

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ファイルの所有者を調べようとして手掛かりを消してしまった話

証拠は残っているよ。どんな時にもね。

  • 第一発見者の供述
  • ファイルの所有者を見る
    • code
  • 解決編
  • それでも証拠は残っている
    • code (2)
    • function
  • ファイルのプロパティが変わる条件
  • 事件を振り返って
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新転任の先生だけ NAS に繋がらない [問題編]

NAS 君、また君かね。

新年度です。みなさまいかがお過ごしでしょうか。転勤なさった先生方は慣れない環境でお疲れのことと思います。お体を大事になさってください。初任者の方々は最初の1か月どうでしたか? 不安と緊張の日々だったでしょう。どうか無理せずにやっていきましょう。

私は念願のネットワーク担当者になりました。自称ネットワーク探偵から公認担当者へ。ワトソン君からホームズへの記念すべき第一歩です。

で、一歩目からさっそくトラブルです。私は異動してないけどお疲れですよ。

  • 我が校の NAS について
  • 新任・転任の先生が繋がらない
    • IP アドレスでアクセスできない
    • ping は通る
  • 不可解な点
    • 昨年度は新転任者も全員接続できた
    • NAS へのユーザー登録はできている
    • NAS の利用歴はバラバラ
  • 困ったらサポートセンターへ
  • 解決編
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標準機能だけでスクリーンショットを自動保存する

Windows 8 以降の標準機能だけでスクリーンショットを楽に撮る話です。撮影したら自動で保存できます。


マニュアル作成等でスクリーンショットを撮るとき、みなさんはどうしているでしょうか。Print Screen してからペイントに貼り付けでしょうか。Snipping Tool でしょうか。私は自宅では「Greenshot」というフリーソフトを使っています。

ある作業を行うのにフリーソフトが必要になったとしましょう。しかしセキュリティの観点から学校のパソコンには自由気ままにアプリケーションをインストールできません。業務上必要な場合は申請すれば許可が出ますが、必ずしも通るとは限りません。また私の学校にはインストール OK なパソコンと NG なパソコンがあります。そのため使いたいものが使えないことはよくあります。

そんなとき、みなさんならどうしますか?

  1. 制度を変えようと奔走する
  2. 業務内容を見直し、その作業自体をなくす
  3. 今あるソフトでどうにかする方法を探す
  4. 諦めてふて寝する

1.の方、ぜひ頑張っていきましょう。2.の方、どんどん見直しましょう。4.の方はとりあえず起きてください。

この記事では、3.の考え方をしてみようと思います。

今回から「標準装備でがんばる」シリーズとして、Windows 10 に標準で備わっている(であろう)機能を使ってやりたいことを実現する方法を書いていきます。初回は Windows 8 以降の標準機能だけでスクリーンショットを楽に撮る話です。撮影したら自動で保存できます。

  • 前提
  • 新しい方法
    • Win + PrtScr
    • Win + Alt + PrtScr
  • 思ってたのと少し違う
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PowerShell でフォルダサイズの一覧を取得する:2.0 ADVANCE.

以前、PowerShell でフォルダサイズの一覧を取得する話をしました。

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あれから一年。事ある毎に PowerShellスクリプトを書き書きしてきた私は、ふと思い立ってこのスクリプトに再挑戦することにしました。別に、前に作ったファイルを失くしたとかじゃないですよ。

さて、前より上手に書けるかな?

  • コード
    • one-liner
    • function
  • 使い方
    • one-liner
    • function
  • 結果を変数に格納してソート
    • one-liner
    • function
  • 実行結果
  • ちょっとした説明
  • 一年前と比べて
  • 続編
  • 変更履歴
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